はじめに:蓮華プロジェクトとは?
文化財のご修復や、御堂ご改修を進める御寺院様をご支援いただくための再生支援プロジェクトです。
ご参加の皆様には、解説動画をご覧いただきながら、一葉の花弁を彫っていただきます。
皆様から頂戴した動画視聴料を『ご寄付金』として御寺院さまへお納めさせていただきます。
また、制作した花弁に御寺院様より梵字をいただく事も出来ますので、ぜひ直接お参りいただきご縁を御結びください。
※ 梵字は御朱印代ならびに拝観料が別途必要です。(ご住職ご不在の場合は梵字授与の対応が出来ませんので、お参りの際は予めお電話にてご確認ください)
ごあいさつ
みなさま、こんにちは。
この度は蓮華プロジェクトにご興味をお持ちくださりありがとうございます。
悠久の時を経て今尚私たちの祈りに、慈しみの眼差しを以ってお応えくださるほとけさま。
みなさまの祈りは、ひとひらの花弁となって形を成し、生まれます。
連綿と受け継がれてきた
『想い』『祈り』
これらを次代に継ぐお手伝いができればという思いから蓮華プロジェクトは始まりました。
無数に生まれた花弁がやがて華となり、いっぱいに咲き誇れば幸いに存じます。
仏師 立花麟士
蓮華プロジェクト第一弾 「奈良・聖林寺 観音堂の改修支援」
今回のプロジェクト第一弾では、奈良・聖林寺観音堂の改修を支援します。
聖林寺の十一面観音は、760年代(天平=奈良時代)に東大寺の造仏所で造られたと伝えられ、慶応4年(1868)に聖林寺に移された後、昭和26年(1951)我が国最初の国宝のひとつに選ばれ、日本彫刻の最高傑作と評されています。
その一方で、国宝を守る観音堂は、昭和34年建立以来の老朽化が進み、大きな自然災害が起きたときの対策は決して十分な状況とはいえません。
近年。山野をとりまく災害が日本列島を襲っていることからも不安は大きく、早急に耐震性を確保するため、観音堂の大規模な改修事業を計画していますが、莫大な建設費用を要します。
昨年、聖林寺では初めてクラウドファンディングに挑戦、当初の目標金額を上回る支援を集めるものの、観音堂改修のための費用にはまだまだ足りず、現在は第二弾プロジェクトを実施中です。
日本の仏教文化の象徴である仏像を愛する多くの方々に、この一大プロジェクトに関わっていただきたいと願っています。
プロジェクトへの参加方法
蓮華プロジェクトへのご参加方法は、ワークショップ参加、オンライン動画視聴の2通りご用意しております。
【1】聖林寺ワークショップへのご参加
聖林寺(奈良県桜井)にて蓮華プロジェクトのワークショップを開催致します。
日程:計3回、定員各20名
2021/10/3(日) ① 10:00〜 / ② 13:00〜 / ③ 15:00〜
内容
90分ほどかけて花弁を彫ります。
御住職からのお話など。
道具類は全てレンタルなので手ぶらでご参加いただけます。
完成後、御住職より直接花弁に梵字を賜わります。
費用
参加費:5,000円(税込)
- 蓮華材(粗彫り済み)×1
- 麻袋×1
- プレート立て×1
- 紙やすり×1
- 梵字と印(完成後の蓮華に御住職より賜ります)
- 当日の入山料
- 講習費
- 彫刻刀レンタル代
など全て込みです。
頂戴した参加費(諸経費除く)は皆様からのご寄進として聖林寺にお納め致します。
※ 木屑が大量に出ます。エプロンや膝掛けなどご持参ください。
お申し込み方法
現在募集は終了しております。
【2】オンライン動画視聴でのご参加
動画視聴料金:1,000円
ご自宅にてご購入いただいた解説動画をご覧いただきながら一葉の花弁を彫っていただきます。
お支払いいただいた動画視聴料金(諸経費除く)を皆様からのご寄進として聖林寺へお納めいたします。
完成した蓮華の花弁には御住職より梵字をいただく事も出来ます。ご希望の方は直接、御参拝いただきお受け下さい。
(別途御朱印代300円が必要です)
※ 梵字授与のお手続きは郵送でのやりとりを一切お断りしております。
※ 観音堂改修の為、2022年秋頃まで十一面観音様はご不在です。
必要なもの(各自ご用意ください)
- 蓮華材(2.5×1.6×0.45寸)
- 彫刻刀(印刀12ミリ、浅丸刀18ミリ、丸刀12ミリ推奨)
- 紙やすり(#150、#600)
- 型紙(下記リンク先よりデータをダウンロード、プリントアウトしてご活用ください。)
詳細は動画内でもご説明しております。
尚、材料や道具類のご準備が困難な方は下記リンク先よりご購入ください。
お申し込み・お問い合わせ
【1】聖林寺ワークショップ参加の方
現在募集は終了しております。
※ 蓮華プロジェクト、ワークショップ開催について、聖林寺様への直接のお問い合わせはお控えください。
【2】オンライン参加の方
現在募集は終了しております。