大阪の医療法人「愛壽会グループ」様にて毘沙門天像を御納入させていただきました。
毘沙門天
1尺6寸立像
楠 宮崎産
毘沙門天について
持国天、増長天、広目天と共に、四天王の一尊として数えられ、四天王としては多聞天と呼ばれる。
そもそもの出生はインド神話の財宝神クベーラであるとされ、現在の日本における戦神としてのイメージはインドにおいてはほとんどない。
御真言は「オン、ベイシラ、マンダヤ、ソワカ」
そもそもの毘沙門天信仰の発祥は平安時代の鞍馬寺でおこったとされるが、全国の聖地に様々な説話が残っている。
夜叉や羅刹など鬼神を配下に持ち、北方を守護するとされている。
本像は楠の一木造り。施主様のご意向で朝護孫子寺の説話や、施主様御本人の干支などの関連性から足元に虎を配しております。
磐座の下部の台座には施主様の大事にされているお言葉と、毘沙門天様の御使いであるとされる百足をデザイン化したものを配しております。
御納入 〜 開眼法要の様子
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